20080414

グラフィックデザイン I

同志社女子大学 学芸学部 情報メディア学科 前期開講科目

デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザインの再考

第01週:04月15日

1)科目のアウトライン

担当教員の自己紹介

授業概要の説明

■ 授業目的

情報の収集から編集、視覚表現までのプロセスについて、コンピュータを利用したデジタル環境での演習をおこなう。

ビジュアルコミュニケーションデザインについて概説する講義と、自己の感性や思考を視覚的に定着させる作品制作の演習をおこない、ハンドワークの延長線上にある表現ツールとしての側面と、デジタル環境における表現メディアとしての特性について、各自が考察する起点とする。

特に本講では「イメージを編集する」という行為を中心に据え、「グラフィックデザイン II」の前提とする。

■ 授業内容

科目のアウトライン

自分を表すデザイン表現

デザインとは何か ― コンピュータとデザイン

色彩の特性と効果

日常から絵画的イメージを採集する

日常を絵画的イメージへと変換する

課題作品のプレゼンテーション(デザイン意図を言葉で表現する)

タイポグラフィによる表現(文字を組むということ)

タイポグラフィによる表現(文字を見せるということ)

タイポグラフィ領域の拡張

画像としてのタイポグラフィ表現(文字組)

画像としてのタイポグラフィ表現(イメージ編集)

課題作品のプレゼンテーションと講評

■ 授業方法

各授業テーマに沿った概説講義と、コンピュータを利用した作品制作の演習をおこなう。

■ 評価基準

出席率60%以上を単位認定の前提とし、課題ごとに設定した技術項目を60%以上満たした作品をもって評価の基準とする。

■ 教科書・参考書

教科書は特に指定しない。

参考書は授業内で随時紹介する。

■ その他

課題制作に必要となる材料などは、その都度連絡し学生各自にて用意する。

演習や課題制作において、積極的かつ能動的な受講と制作への取り組みが望まれる。

開講クラス数:2クラス

開講日時:火曜日・1もしくは2時限

授業教室:演習室3

担当教員:渡部隆志

2)課題[自分を表すデザイン表現]

本講では、Photoshop、Illustratorをデザイン表現のツールとして利用する。

これまでに習得したデザイン表現のスキルを確認するとともに、各自の自己紹介を兼ねて、自分自身のパーソナリティを表す課題制作をおこなう。

■ 課題要件

制作に用いるアプリケーションソフトウェアは、Photoshop、Illustrator。複合的な利用も可とする。

作品サイズはA4(297mm × 210mm)で、用紙方向は自由。

文章、イラスト、写真など表現方法は一切問わない。

作品の中に学籍番号、氏名を何らかの形で掲載すること。

作成したデータはプリントアウトをしておくこと。プリントアウトはモノクロ、カラーのいずれでも構わない。

プリントアウトについては、04月22日(火)授業時に回収する。

課題作例

課題作例

ピクセル数 幅 842pixels × 高さ 595pixels

ドキュメントサイズ 幅 297mm × 高さ 210mm

画像解像度 72pixel/inch

3)写真表現の多様性

ビジュアルコミュニケーションの一例として写真表現を取り上げ、その多様性について、以下の写真家や現代美術作家の作品を鑑賞する。

1. Henri Cartier Bresson

アンリ・カルティエ・ブレッソン

1908年 ー 2004年

1947年にロバート・キャパ、デヴィッド・シーモア、ジョージ・ロジャーらとともに「マグナム・フォト」を結成した。

1952年に「The Decisive Moment(決定的瞬間)」を発表。

2. Ed Van Der Elsken

エド・ファン・デル・エルスケン

1925年 ― 1988年

1955年に「サン・ジェルマン・デ・プレの恋」を発表。

3. Robert Mapplethorpe

ロバート・メイプルソープ

1946年 ― 1989年

スティルライフ、ポートレート、ヌード、セックスという4つのテーマで多くの作品を発表。

1970年代から、ゲイカルチャーの美意識を根底にした作品により、社会に大きな衝撃を与えた。

4. Helmut Newton

ヘルムート・ニュートン

1920年 ― 2004年

1952年にヴォーグ・オーストラリア版での仕事を皮切りに、ファッションフォトグラフィの分野で活躍する。

5. 森村泰昌

1951年 ―

1985年、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに扮し、その自画像になるセルフポートレート作品を発表。

6. Andres Serrano

アンドレ・セラノ

1950年 ―

社会や宗教など、特別な聖域に対する怒りの激情をテーマとした作品を発表。

7. Gilbert and George

ギルバート アンド ジョージ

ギルバート・プロッシュ(Gilbert Proesch 1943年 ―)とジョージ・パサモア(George Passmore 1942年 ―)の2人によるアートユニット。

パフォーマンス・アート、写真・ビデオ・ドローイングなど、多彩な表現を展開。

8. David Hockney

デビッド・ホックニー

1937年 ―

現代イギリスの具象絵画を代表する画家。

油彩を中心に、クレヨン画やフォトコラージュ、舞台デザインなども多く手がける。

9. Andy Warhol

アンディ・ウォーホル

1928年 ― 1987年

ポップアートの旗手。シルクスクリーン印刷の技法を用い、大衆による消費社会を象徴的に捉えた作品で、脚光を浴びる。

ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。

インデックス担当授業の資料グラフィックデザイン I

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