20080623
グラフィックデザイン I同志社女子大学 学芸学部 情報メディア学科 前期開講科目 デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザインの再考 第09週:06月24日
1)タイポグラフィによる表現(文字を組むということ)資料を参照しながら、和文タイポグラフィについての概説をおこなう。
2)タイポグラフィ領域の拡張電子出版物(CD・DVD-ROM)やウェブページ、そして映像表現へと、タイポグラフィは単に印刷媒体としてのグラフィックデザインの中だけではなく、さまざまな表現媒体に用いられ、ディスプレイを通した再現もおこなわれる。 そうした再現の場において、タイポグラフィは文字から図形、そして画像へとその表現様式を拡張することとなる。 文字から図形、画像へと拡張する、それぞれの表現のサンプルは以下のとおり。
文字としての表現HTMLファイルのテキストデータ
Illustratorのテキストデータ(Web用にPNGファイルに変換)
Illustratorのテキストデータをアウトライン化し、グラデーションでペイント(Web用にPNGファイルに変換)
IllustratorのテキストデータをPhotoshopでラスタライズして、ドロップシャドウの効果を追加
IllustratorのテキストデータをPhotoshopでラスタライズして、各種フィルタの効果を追加
画像を拡大してピクセルによるイメージ生成の効果を確認 ■ ラスタライズ ピクセルの集合体としてイメージが生成(ビットマップ)されているラスター形式に変換する操作を指して、ラスタライズという。 テキストデータとして入力された文字情報は、ラスタライズしてビットマップデータに変換することで、画像イメージとしてさまざま表現が可能になる。 |
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Illustratorで入力したテキストデータをIllustrator形式で保存し、Photoshopで開くと、ラスタライズを実行する際の設定がおこなえる。 Illustrator上で、[オブジェクト]→[トリムエリア]→[作成]によって、トリムエリアを作成しておくと、その範囲のみがラスタライズの対象領域として認識される。
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Adobe Illustrator 10以降では、Illustrator形式の保存においても、データとして作成したビジュアルイメージの保存にPDFファイル形式が用いられる。 |
3)課題[電子出版タイトルページのデザイン]タイポグラフィの画像としての表現に焦点をあて、各自任意で選定した既刊の出版物(単行本、雑誌、広報誌など)が電子出版物として刊行されることを想定し、そのタイトルページ(出版物の表紙に相当する)をデザインする。 ■ 課題要件 画像データは、以下の仕様で作成すること。 画像モード RGB ピクセル数 幅 1024pixels × 高さ 768pixels 画像解像度 72ppi フォーマット PNG ファイル名 4(課題番号)_(学籍番号)_(作品連番).jpg ■ 課題制作のステップ タイトルページとして必要な文字情報の設定 ↓ Illustratorでの文字組 ↓ Photoshopでの画像加工 各自が選定した出版物の表紙や奥付から、タイトルページに掲載する文字情報を抽出。 Illustratorによるタイポグラフィを中心としたレイアウトの基本設計をおこない、その後、データをAdobe Photoshopにインポートして、タイポグラフィの画像表現を試みる。 出版物の現状のデザインイメージを継承したり、関連させる必要はない。独自の意図に基づいて、自由に表現すること。 スキャナやデジタルカメラから入力したイメージは使用しないが、アプリケーション上で作成する描画イメージは、使用しても構わない。 |
Grid Systems in Graphic Design by Josef Muller-Brockmann |
■ 課題制作スケジュール(予定) 06月24日 課題説明・出版物の選定 07月01日 Illustratorでの制作作業 07月08日 Photoshopでの制作作業 07月15日 Photoshopでの制作作業・課題提出
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