20080628
グラフィックデザイン I同志社女子大学 学芸学部 情報メディア学科 前期開講科目 デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザインの再考 第10週:07月01日
1)課題[電子出版タイトルページのデザイン]制作進行■ Illustratorを利用したフォーマット作成と文字組 ラフスケッチで描き起こしたイメージをもとに、Illustratorを利用して文字組をおこなう。ここまでの講義や演習で着目してきたタイポグラフィの取り扱いに加えて、「記号」としての側面と「図形」としての側面を、どのように編むのかがポイントになる。 フォーマットの作成については、以下の手順を参照。 1. Illustrator上で幅 1024pt × 高さ 768ptの矩形を描く。 2. 矩形を選択した状態で[編集]→[コピー]、[編集]→[前面へペースト]を実行する。これにより、前後に重なった2つの同サイズの矩形ができる。 3. 矩形のひとつを選択し、[オブジェクト]→[トリムエリア]→[作成]を実行。 4. 残りの矩形を選択し、[表示]→[ガイド]→[ガイドを作成]を実行。 作成したフォーマット上に、電子出版のタイトルページとしての必要条件を満たす文字組をおこなっていく。 ■ Photoshopを利用したタイポグラフィの画像表現研究 Illustratorで作成したファイルをラスタライズして、Photoshopで取り扱うビットマップに変換することで、タイポグラフィの画像としての表現が可能になる。文字としての可読性を維持しつつ、色面・形態としてのタイポグラフィから画像としての多彩な表現への可能性を探ってみること。 ラスタライズについては、以下の手順を参照。 1. Photoshopを起動。 2.[ファイル]→[開く]でIllustratorで作成したフォーマットを選択。 3.[PDFの読み込み]のウィンドウのページオプションで トリミング:トリミングサイズ 解像度:72pixel/inch モード:RGBカラー ビット数:ON アンチエイリアス:8bit の指定で、ラスタライズを実行。 ラスタライズされたイメージは、Photoshopのレイヤーとして展開される。 ■ Illustratorのレイヤーを保持したラスタライズ Illustrator上での文字組や描画によって、複数のオブジェクトが重なってしまう場合、上記手順に沿ってラスタライズを実行すると、重なり部分もひとつのレイヤー上に同一のピクセルイメージとして変換されてしまう。 Photoshop上でのイメージ編集に向けて、重なったオブジェクトが個々に扱えるようにするためには、以下の手順によってラスタライズを実行すること。 1. Illustrator上でレイヤーに分けたオブジェクト作成をおこなう。 2. Illustratorの[ファイル]→[データ書き出し...]を選択。 |
トリムエリアとトリムマーク [オブジェクト]→[トリムエリア]→[作成]で作成するトリムマークは、他のアプリケーションへ書き出す際のイメージサイズを規定するものであり、それは通常のオブジェクトのように選択することが一切できない。すなわち、オブジェクトではないため、ペイントの設定も存在しない。 それに対して、[フィルタ]→[クリエイト]→[トリムマーク]で作成されるトリムマークは、印刷原稿作成のための仕上りサイズを示すもので、これは通常のオブジェクトと同様、選択することができる。もちろんペイント設定もあり、レジストレーションとして線幅0.3pt、CMYKすべて100%となっている。 画像表現研究に際して Photoshoの画像イメージとしてタイポグラフィをコントロールする際も、課題[写真から絵画へ]で試行した、色調補正やフィルタといったピクセル操作を振り返り、まず完成イメージを持った上で、それを実現するためのオペレーションとしてツールの利用を検討することが重要である。 |
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3.[書き出し]のウィンドウで、フォーマットとして[Photoshop (PSD)]を選択して書き出しを実行。 4.[Photoshop オプション]でレイヤーを保持をONにしておく。
この操作により、ラスタライズされたPhotoshop形式のファイルが新たに書き出される。 書き出されたファイルをPhotoshopで開くと、Illustrator上でのレイヤーが保持され、Photoshopでのレイヤーとして反映された状態となる。
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