20071217
インダストリアル・デザイン大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 後期開講科目 平面に立体を表現する図法の基礎 第11週:01月06日
1)課題[アイソメトリック図によるイメージ表現]提出作品のレビュー提出された作品をレビューする。
|
|
2)展開図展開図は、立体形状を切り開いて、ひとつの平面上にその立体形状の外形面を広げた図で、面材によって構成される立体の平面的な図表現として多く利用される。 特にパッケージデザインなどの分野では、紙やプラスティックなどの面材を利用して、商品保護と付加価値の観点から、さまざまな外装としての化粧箱が設計されているが、その図表現の基本となるのが展開図である。 |
商品パッケージ |
|
展開図においては、先の製図のルールと同様、外形線は太い実線で描くが、やや細い破線で描いた部分については、かくれ線ではなく折り線となる。 折りには、山折りと谷折りがある。特に指示のない場合は山折りとなる。
3)透視図■ 透視図の歴史と分類 透視図は、線遠近法(linear perspective)とも呼ばれ、人間の視覚によって捉えられた立体空間像を、おおよそ自然なかたちで平面上に再現するための図法である。
|
|
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」
|
|
|
ルネッサンス期の科学者であり芸術家であったレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519)が残した書簡の中に次のような一節がある。 「絵画」は、触れることのできぬものを触れるように平らなものを浮き上がっているように、近いものを遠いように思わせる。 2次元の平面空間に3次元空間を表現する写実的絵画は、透視図法によって成立しているといえる。 透視図法は、15世紀イタリアでブルネレスキとアルベルティにより成立した幾何学的遠近法にその端緒がある。 透視図法においては、対象を捉える視点と、空間上で奥行きを持った平行線が収束される水平線上の消失点を設定することで、立体像の平面表現への展開をおこなう。 透視図は、消失点の設定数によって、以下のものに分類することができる。 □ 一点透視図 物体の1面を正面として、奥行きを表す線が、設定する1つの消失点に集約される。 □ 二点透視図 物体の1辺を正面として、奥行きを表す線が、水平線上の左右に設定する2つの消失点に集約される。 □ 三点透視図 二点透視図の2つの水平線上の消失点に加えて、垂直方向の消失点を1つ加えたものとなる。
|
ブルネレスキ(1377〜1446) 建築家。透視図法の実践。サンタ・マリア・デル・フィオーレの円蓋の設計者。 アルベルティ(1404〜1472) 透視図法を理論化。著書に「絵画論」がある。 |
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の中の消失点
|
|
|
■ 二点透視図による作図 配布されたプリントを用いて、ハンドワークによる二点透視図の作図について演習をおこなう。
|
|
|
この演習で理解を促した二点透視図の作図について、その応用課題を期末レポート課題として課す。
|
連絡事項 次週01月13日の授業に以下のものを持参すること。 直定規(30cm以上) |
|
Copyright (C) WATANABE, Takashi / HEAD+HEART, Visual Communication Design Studio. All rights reserved.
Mac、Macロゴは、米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標です。 Made on a MacバッジはApple Computer Inc.の商標であり、同社の許可により使用しています。 |
|
第11週:01月06日