20080619
デジタル造形大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科 前期開講科目 デジタルツールを利用したビジュアルコミュニケーションデザインの基礎 第10週:06月20日
1)ビジュアルイメージと時間軸によるマルチメディア表現■ 画像の合成と加工 前回の演習で体験したAdobe Photoshopでの画像処理操作をベースとして、下記の課題設定による、任意のテーマ設定に基づくフォトコラージュの作品制作をおこなう。
2)課題[4コマミュージッククリップ]■ 課題要件 素材画像フォルダ「idi4_photo.sit」(6.6MB)を各自のローカルディスクにダウンロードし、その中に用意された20点の画像ファイルや、デジタルカメラなどを利用して撮影した画像データなど、任意の画像データを素材として、画像の合成と加工をおこない4点以上のオリジナルイメージを制作すること。
4コママンガに見られる「起・承・転・結」を考慮し、テーマ性を持ったストーリー表現やイメージ表現を意図し、各自が考えるエンターテイメント性を作品に込めて、任意に選択した1曲の楽曲のミュージッククリップの動画コンテンツを制作する。 画像のキャンバスサイズは 幅:640ピクセル × 高さ:480ピクセル 解像度:72ピクセル/インチ の「artboard.png」をベースとする。 作成した画像ファイルは、iMovieを利用して時間軸を加えた静止画像の映像編集へと展開していく。 ■ 課題作例の鑑賞 課題提出後、提出され閲覧可能な作品すべてについてレビューをおこない、受講生相互による評価をおこなう。 過去の受講生作品の中から、受講生による評価の結果、上位に入った作品を鑑賞する。
静止画像に時間軸を与えることで、映像と音像によるマルチメディア表現となり、それによって増幅されるエンターテイメント性について考える。 |
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■ 絵コンテ 制作に際して、ムービーの全体像を自分自身で確認する作業として、絵コンテの制作を勧める。 絵コンテ(continuity)は、マンガのコマ割りのような連続したフレームが並んだフォーマット(用紙)に、映像イメージのスケッチと、ナレーションやセリフ、BGMやSEといった音像、撮影の指示、各カットの映像の時間的長さ、内容説明といったものを描き(書き)込んだシートである。 時間軸を持ったコンテンツ(映像やアニメーションなど)のプレゼンテーションツールとして用いられる。 また、時間軸とイメージフレーム、音像によって構成される映像の制作に際して、実制作に入る前段階として、シナリオによる文字情報とともに、イメージを制作スタッフで共有し、構想を練るためのコミュニケーションツールともなる。
絵コンテ用紙(東映アニメーション) 絵コンテのフォーマットには、特に定められた規格があるわけではなく、制作会社や制作者が独自のフォーマットのものを使用している。 一般的なフォーマットによってつくられた絵コンテ用紙も市販されてもいる。
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一般的な絵コンテ用紙 PDF形式・16KB おもな項目は下記の通り。 ・作品タイトル ・シートナンバー ・シーン ・カット ・映像イメージのスケッチ ・映像に関する説明 ・撮影に関する指示 ・音像に関するメモ ・時間(秒数)
ストーリーボード 絵コンテは、ストーリーボード(story board)とも呼ばれるが、本来のストーリーボードは、絵コンテの様式とは異なり、はがき大の用紙に1コマのイメージスケッチをおこない、大きなコルクボードなどに時系列に沿って、その用紙を貼り付けていくスタイルで、かつてはピクトリアルスケッチ(pictorial sketch)とも呼ばれた。 ハリウッドの映画制作などでは、このスタイルが一般的で、多くのスタッフが議論しながら進められ、合議によって作品の根幹がつくられていく。 それに対して、絵コンテ用紙に見られる日本の絵コンテの様式は、個人制作の色彩が強く、作家性の強いフォーマットであるともいえる。 |
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